日本型ベーシックインカムって何？詳しく解説

国民民主党の政策となっている、日本型ベーシックインカムについて詳しく解説します。

難しい言葉を使わずに、わかりやすく解説していきます。

ベーシックインカムとは

ベーシックインカムとは、政府がすべての市民に対して定期的に一定の金額を給付する制度となっています。生活に必要な最低限度の費用を賄える程度の額とされ、受給者が働いているかどうかや収入の有無に関係なく支給されます。つまり、働いていなくても最低限の生活を保障することができる制度です。

ベーシックインカムのメリット

最低限の生活費の保証があることで、貧困層の生活水準を改善することができます。

また、必死に働かないと生きていけないというプレッシャーがなくなるため、より自由に働き方を選べるようになります。

ややこしい税政の改善も期待できるため、公正な社会を実現できるようになります。

ベーシックインカムのデメリット

ベーシックインカムは、国や地方自治体が財政的に負担することになるため、財源の確保が必要です。

また、一部の人々は働く意欲が低下する可能性があります。

労働市場における競争も低下するため、生産性が低下すると指摘する方もいます。

不正防止策も考えなくてはいけません。

受給者によっては、ドラッグやアルコールなどの不健康な利用目的となってしまう可能性もあります。

ここまで理解したら、続いて「日本型」の部分について確認していきましょう。

国民民主党は、「給付付き税額控除」と「プッシュ型支援」の組み合わせで日本型ベーシックインカムを創設すると言っています。

給付付き税額控除ってなに？

給付付き税額控除とは、所得税・住民税の控除額に差分が生まれた場合、その差分を現金給付するというものです。

例えば、納税額が２０万円、控除が２５万円の場合、差額の５万円が給付されます。

プッシュ型支援ってなに？

プッシュ型支援とは、マイナンバーと銀行口座のひも付けなど、所得と資産を正確に把握できる政治インフラを整え、必要な手当や給付金を迅速に受け取れるようにすることです。

上記の「給付付き税額控除」と「プッシュ型支援」の組み合わせで、日本型ベーシックインカムの実現を目指すとのことです。

いかがだったでしょうか？

給付付き税額控除の部分は、ややこしくなりそうなので別記事で解説予定です。

私は国民民主党推しなので、やや偏った見方になってしまっているかもしれません。

よろしければ、コメントなどでご指摘・ご教授お待ちしています。